聴こえるということ|耳が聞こえにくいと感じたら突発性難聴を疑え
女医

耳が聞こえにくいと感じたら突発性難聴を疑え

聴こえるということ

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音を聴き取ることが難しくなる難聴は事故や病気などさまざまな原因で生じます。なかでも工場など騒音の大きな場所で仕事をしている方やヘッドフォンなどを継続して使用していた方によくみられる騒音性難聴や加齢により聴覚神経が衰えることで生じる老人性難聴などは一般的にもよく知られています。ひとたび難聴となってしまうと音が聴き取りにくくなるなどの症状以外にも耳鳴りがしたり意識がボーとするなどの症状が現れることもあります。このような難聴の症状は事故などの危険を誘発する要因となるほかQOLの低下や認知症やうつ病などのきっかけとなることもあるため適切な対処が必要となります。そのため音の聴こえが悪くなってきたと感じる方や耳鳴りなどの症状が続く方は耳鼻科で診察を受けるようにしましょう。

耳鼻科では聴力検査などによって難聴の原因を特定します。検査には標準純音聴力検査や自記聴力検査をはじめSISI検査や語音聴力検査など様々な方法があり原因特定のほか症状の程度なども詳しく調べることができます。これらの検査で難聴が判明した場合には補聴器の使用がすすめられます。補聴器を使用すれば聴き取りにくくなっていた音もはっきりと聴こえるようになるため周辺の方とのコミュニケーションがとりやすくなるほか、難聴によって生じる精神的なストレスからも解放されるので大幅にQOLが向上するメリットがあります。補聴器は専門店で購入することができます。ただ補聴器はしっかりと調整しないとうまく音を聴き取ることができないので、根気強く調整作業を続ける必要がある機器である点に注意が必要です。補聴器の調整作業は補聴器医の資格を持つ耳鼻科で相談し、詳しい診断書を作成してもらうとスムーズに行うことができるようになります。難聴などが原因で補聴器の使用が必要となった方は補聴器医の資格を持つ耳鼻科でまずは相談するようにしましょう。